『ちいさなハンター チーター』表紙

ちいさなハンター チーター

佐藤まどか作 あべ弘士絵 今泉忠明監修
講談社 どうぶつのかぞく 2019年 小学校低学年から

ナミビア砂漠に近いサバンナにすむチーターのお母さんは、子ども4匹を育てるために毎日狩りに出かけていく。メスの子どもは狩りの見習いとしてついていくのに、オスの3匹は遊んでいるばかりで、獲物をしとめたと見るや、食べにかけよるだけ。けれども、食べている途中にハイエナやハゲタカに横取りされてしまうこともしばしばだ。世界一足の速いチーターであっても長くは走れないし、アゴが小さく、力も弱い。図鑑にあるかっこいい狩りの写真からはわからない、実際のチーターの姿が末っ子の目線で語られる。挿絵からは動物たちの息づかいが聞こえてくるようだ。巻末にチーターについての解説がある。