お話は土の城のテラスで:西アフリカ・トーゴの昔話集
文化人類学者である著者が、西アフリカのトーゴ北部に住むタンベルマの人々から収集したお話の中から、24話を選んでまとめている。人や動物、幽霊や神さまなどがさまざまに活躍するこれらの話には、村での暮らすための人生訓、処世訓な […]
文化人類学者である著者が、西アフリカのトーゴ北部に住むタンベルマの人々から収集したお話の中から、24話を選んでまとめている。人や動物、幽霊や神さまなどがさまざまに活躍するこれらの話には、村での暮らすための人生訓、処世訓な […]
乱暴者で大食いのゾウの鼻が長くなったわけ、毛むくじゃらで“火”と仲良しだったカバが今は川に住むのはなぜか、歩いて山に登っていたチョウチョウに羽がはえた理由など、「ハポ ザマニザカレ(スワヒリ語で、昔々あるところに)」とい […]
西アフリカ、カメルーンのフルベ人の研究をしている著者が採集してきた口承の物語の中から25話を選んで紹介する。頭がよくてすばしこいウサギやリス、いつも腹をすかせているハイエナなどの動物に託して日常の知恵や振る舞い方を教える […]
中東には、時にはまぬけで時には賢く、時にはトリックスターの役割も果たす人物の物語が、さまざまな形で伝わっている。この本では、ゴハおじさんが登場するエジプトの15編の昔話を紹介。庶民に愛され続けてきたゆかいなおじさんの、お […]
エチオピアのお話15編を集めた昔話集。寒い山の頂に、食べ物も水も着物も毛布も火もなしに一晩はだかで立っていられたら家畜と土地をやると言われた若者は、見事やりとげるが、向かいの山の火を見ていたと言われ、約束のものをもらえな […]