第二の目的である「識字や楽しみのための本を必要としているアフリカの子どもたちがいれば、そこに本を届ける」に沿って、現地からの要請を受けるかたちで、児童書を送ったり、現地に赴く方に託したりしています。
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2015年
■コンゴ民主共和国でゴリラと人間の共生を目指しているNGOポポフが子ども図書館をつくります。アフリカ子どもの本プロジェクトは、そこに、フランス語と英語の子どもの本(写真参照)を寄贈しました。
郵送することができないので、だれかが出かけていくときに持参することになります。
ポポフ(ポレポレ基金)については、
http://popof-japan.com/blog/?page_id=2
をご覧ください。
2014年
■マラウィ民話プロジェクトへの協力:マラウィ民話プロジェクトからの依頼を受けて民話ビデオ2本の字幕づくりをさくま、佐藤、細江が担当しました。この2本「ナマズとサル」「うたうヤギ」は2014年11月に岡山、名古屋で開催されたEducation for Sustainable Development 持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議において上映されました。
2013年
■青年海外協力協会(青年海外協力隊経験者を中心に組織された公益団法人)から要請があり、遠野市で活動中の来日青年ボランティアのみなさんに、『エンザロ村のかまど』英語版を1冊ずつ寄贈しました。(11月)
アフリカ連合委員会との連携事業で来日したのは、ナイジェリア、エチオピア、カメルーン、ケニア出身の学生、通訳、コンサルタントなど男女7名の若者たち。帰国の際には母国に持ち帰り現地の子どもたちに紹介してくれる約束になっています。ケニア出身のお2人には、スワヒリ語版も差し上げました。ケニアから来たボランティアの1人は、子どもの頃からパティパティ(岸田さんがケニアに紹介した藁草履)を当たり前のように履いていたそうです。今回来日し、この絵本を読んでルーツが遠野だったことを知り、感銘をうけたと話してくれました。
■日本ソーラークッキング協会からの依頼で、海外協力機構の研修生として来日中の栄養士さん達に、『エンザロ村のかまど』英語版10冊、スワヒリ語版2冊を寄贈しました。(12月)
研修生は、ベナン、エチオピア、ガーナ、ケニア、ザンビア、ジンバブエから来ている政府の職員(大半が栄養士)で、健康増進や母子の栄養改善に尽力している方々。 帰国後はそれぞれの国で、まずは地元住民を対象に、教会や地域の女性の集まりなどで『エンザロ村のかまど』を紹介したいとのことです。
2012年
■ナイジェリアのアバテテにあるカソリック系女子校 Dominican Sisters ‘ High-school に子ども用百科事典、絵本、読み物、小説などを送りました。会員のパトリック・ヌワディケの依頼です。
■ケニアのマチャコスにある児童保護施設 Machakos Girl’s Rescue Center に本を 30 冊送りました。図書館の意味を伝えるリーフレット(英語・スワヒリ語)も配布してもらいました。海外青年協力隊隊員の前野裕子さんの依頼です。この施設では約70名の女子が集団生活をしており、放課後の活動として図書室を開設したいとのことでした。
■ルワンダのウムチョムゥイーザ学園(幼稚園・小学校)の図書室に『エンザロ村のかまど』外国語版や「おすすめリスト」に 入っている絵本の原書など20冊を送りました。虐殺を逃れて日本にやってきたルワンダ人のマリールイズ・カンベンガさんが中心となって活動している『ルワンダの教育を考える会』の依頼です。
2011年
■ミュージシャンの大西匡哉さんに、『エンザロ村のかまど』(スワヒリ語版)2冊をお渡しし、ケニアのスラムにあるマゴソスクールの子どもたちなどに届けてもらいました。
■青年海外協力隊でタンザニアに派遣され、地域の小学校を巡回し、読み聞かせ等の児童サービスを行う予定の鈴木晴子さんに、『エンザロ村のかまど』(スワヒリ語版)5冊と『ジンガくんいちばにいく』を持っていってもらいました。
■ケニア、ナイロビのムクル・スラムでボランティア活動中の日本人学生から寄贈依頼を受け、学校図書室開設のために、「おすすめリスト」掲載絵本の英語版、絵入り辞典、『エンザロ村のかまど』(スワヒリ語版と英語版)など約 20 冊と、図書館のあり方や利用のためのリーフレット(スワヒリ語版と英語版)を送りました。