しんぞうとひげ

しまおかゆみこ再話 モハメッド・チャリング絵
ポプラ社 2015年 小学校低学年から

「むかしむかし、あるところに、しんぞうとひげがおりました。」という文章とともに、手足のついたしんぞうとひげが登場。タンザニアのザンジバルで聞いた民話を再話した絵本。人間の男にひげがあり、ドキドキする心臓が左胸にある由来を語っている。絵は、タンザニアの民衆画、ティンガティンガ・アートの画家が描いている。たくさんの動物や豊かな自然、人々の生活のようすがのびのびとした筆使いで描かれ、楽しい。語りはじめに交わされる語り手と聞き手の掛け合いは、アフリカでも地域によってちがい、「パウカー」「パカワー」というのは、ザンジバル独特のもの。