中部・南部アフリカの紛争
岩崎書店 いつ・どこで・何がおきたか?国際紛争の本 2004年 小学校高学年から
「人種・民族・宗教をめぐる紛争」としてコンゴ内戦、ルワンダ内戦、ソマリア内戦、リベリア内戦、モザンビーク内戦が、「領土・国境・資源をめぐる紛争」としてシエラレオネ内戦とアンゴラ内戦が、「分離・独立をめぐる紛争」としてエチオピア内戦とエチオピア・エリトリア紛争が、「植民地独立をめぐる紛争」としてコンゴ動乱が取り上げられ、それ以外に国際法廷、アパルトヘイト、戦争とビジネス、子ども兵士のことがコラムとして説明されている。アフリカの内戦は新聞やテレビなどでよく報道されるが、子どもがそれについて自分で調べようとしてもほとんど資料がない。本書はそのようなときに事実を知るのに役立つ本としてすすめたい。