12月17日に定例会を開きました。
最初に、来年予定されている図書展について、開催される日程や発送作業日など確認しました。また「アフリカ子ども本プロジェクト」について、図書展のチラシや広報媒体での掲載方法が各団体によりまちまちだったので、今後は「協力」として明記いただこうということになりました。2月に高知、3月に兵庫で開催される予定です!
それから稲角会員より、12月上旬にエンザロとシャンダの両ドリームライブラリーを訪問しての報告がありました。12月1日にはシャンダで、12月7日にはエンザロで図書館委員会が開催され、冒頭で日本とオンラインでの交流の時間をもちました。
左の写真は、シャンダの図書館委員会のみなさん。真ん中で腰をおろしているのが、ライブラリアンのアイリーンさんです。右の写真は、現在のシャンダドリームライブラリーの外観です。日干しれんがの上に描かれた絵は、古くなりはっきりしなくなっています。少しずつ建物の修繕をすすめていますが、外壁の塗り直しも検討しています。
左の写真は、エンザロ図書館委員会のみなさん。右の写真は、お昼ごはんを食べているところです。左側がライブラリアンのピーターさんで、ティラピアというケニアの湖で採れる魚を食べています。エンザロドリームライブラリーも、外壁の塗り直しやトイレなど建物の修繕をいくつも検討中です。少しずつ状況を確認しながらすすめていく予定です。
今回は、シャンダドリームライブラリーの図書館委員会より、他の図書館を見て学びたいという要望があり、カカメガの図書館とエンザロドリームライブラリーへの視察が行われました。ライブラリアンのアイリーンさんからは、エンザロドリームライブラリーでの本の面出しの陳列方法やピーターさんのきれいな花壇をシャンダでも取り入れたいなどの報告がありました。
日本からのクリスマスの贈りものは、ちょうど稲角会員が滞在中のナイロビに到着しているようです。世界各地ではいろいろなことが起きていますが、日本の会員とケニアのみなさんのおかげで、今年もケニアの子どもたちに図書館での時間を届けることができました。ちいさな一つひとつが平和な世界の実現につながっていくと信じて、来年も取り組んでいきたいと思います。