会員の寺内さんから

会員の寺内さんから、8月にケニアにおいでになったときの、写真とお便りをいただいたので、みなさまにもお伝えします。

「私ごとですが、先々週、ケニアに行ってまいりました。このところ読み聞かせで使っている”Mcheshi aenda sokoni”が1993年版で、もうずいぶんたっているので、今でも本の内容と変わってないかどうかを自分の目で見たかったのです。

結果は…….、都会はずいぶん変わりましたが、地方は全然でした。誰もが携帯電話持ってるのが違いといえば違いですが、今回行ったイースタンでは相変わらずの水不足で、Mcheshiの世界と変わりなかったです。

Mcheshiの本も持っていっており、知り合いの家の前にいたらちょうど学校帰りの子どもたち(小1から小3くらい)が通ったので臨時に読んでみたらみんな集まってきて、反対にスワヒリ語の読み方をおしえてくれたり、でもあまり教科書以外の本を読む機会がないようでした。町でもbooksとあるお店はキリスト教の本か学校の教科書屋さんですし、ナイロビの本屋さんにも あまり「絵本」は無くて、かろうじて帰りの空港で絵本を見つけたくらいでした。それもテレビの子供向け番組の活字版(TingaTinga)がほとんどでしたが。「絵本」はぜいたく品なのでした。」

Mcheshi aenda sokoni (Mcheshi goes to the market)は、もともとケニアの出版社Jacaranda Designsが出している本で、絵も文もケニアの方(Nicholas Sironka, Judy Wanjiku Mathenge, James Okelo, Martin Otieno)だということも教えていただきました。

Mcheshiの絵本

また寺内さんがバオバブの写真(のぼる時に便利なように幹に足場用の棒が差し込んである)も送ってくださいました。

寺内さんバオバブ