1月の定例会

1月20日に定例会を開きました。

まず稲角会員から、ドリームライブラリーで年末に行った蔵書点検の報告と、高校、中学校それぞれの副読本の購入について相談がありました。

副読本については、本来、政府から学校に配本があり、生徒たちに手渡されるはずですが、配本が遅れており、学校にも購入する予算はなく、子どもたちは各自で購入して読むようにと言われているそうです。しかし、大きな町の書店でも注文しないと手に入らないような状況で、購入するような余裕のある家庭もほとんどなく、図書館に1冊ずつ用意している副読本は、子どもたちの間で大人気とのこと。そこでもう1冊ずつ購入することにしました。

それから次回の図書展に向け、今月末に予定されている発送作業で調整が必要な点などを確認をし、その後は選書を行いました。

写真は、稲角会員訪問時にシャンダドリームライブラリーで本を読む子どもたちの様子。ケニアでは、子どもたちが学校の課題本すら手に入りにくい状況であることをつぶさに聞き、ドリームライブラリーを通じて子どもたちに本を届けることの重要性を改めて感じました。