6月23日に定例会を開きました。
冒頭では、図書展「アフリカを読む、知る、楽しむ子どもの本展」の開催企画のお願いについて、より広く行っていくにはどのようにしたらよいか、意見交換をしました。チラシを制作して配布する、機関紙に寄稿する、JACBOPの設立20周年記念イベントを企画するなどのアイディアが出ました。続いて、今後の収支予測を確認しながら、財政についての相談もしました。
それから、6月中旬に現地を訪問した稲角会員より、ドリームライブラリーの進捗状況の報告がありました。
シャンダ・ドリームライブラリーでは、購入した図書が届いたところだったので、稲角会員も一緒に内容を確認しました。それから、図書館について地域の人や子どもたちに知らせる広報について、図書館委員会で具体的に相談をすすめ、チラシやポスターの案をまずは作成することになりました。
写真上:今回購入して届けた物品
写真下:シャンダ・ドリームライブラリーで本を読む子どもたち
エンザロ・ドリームライブラリーでは、図書館内の壁と外壁の漆喰の塗り直しが行われました。きれいになった様子を、オンライン会議でも画面越しに見せてくれました。
また、その修繕は、図書館を日ごろ利用している地域の人たちも手伝ってくれたそうです。図書館に新聞を読みにきたり、子どもの本を読みにきたり、孫が利用していたりする方々で、たとえば、足場にするはしごの木を、徒歩40分以上かけて家から運んできてくれたり、20リットルの水を1日2回、4日間も運んでくれたりしたといいます。
写真:木でつくった足場とライブラリアンのピーターさん
そんな話を聞いてとてもありがたく、あたたかい気持ちになり、また図書館が地域の人たちに親しんでいただけていることがわかって、嬉しく思いました。
写真上: 塗り直し前の館内
写真下: 塗り直し後の館内。アイボリーからオフホワイト調にクリアになりました。
写真ではわかりにくいですが、壁を塗り直したことで館内が少し明るくなり、子どもたちが本を読みやすくなったと、ライブラリアンのピーターさんが話していました。
定例会の最後には、選書会も行いました。