11月30日にシャンダ・ドリームライブラリーと、12月4日にエンザロ・ドリームライブラリーとオンラインで交流をしました。
新しい図書館委員の方もいらっしゃったので、冒頭は自己紹介をし合い、その後、近況を伝えたり、お互い聞きたいことをたずねたりと自由に話し合いました。
シャンダ・ドリームライブラリーとの会議では、図書館に来ていた子どもたちの声も聞くことができました。下の写真の子どもは、絵本作家の伏原納知子会員の絵本『ゴリラとあかいぼうし』を読んでよかったと感想を教えてくれました。こういった通信に慣れていないため緊張した表情ですが、現地にいた稲角会員によれば、何度も何度も絵本を読み返していたとのこと。この会議に伏原会員も参加するよと稲角会員が伝えたところ、目を見開いて驚いていたそうです。
シャンダドリームライブラリーでは、新たに教科書や参考書、辞書、ストーリーブックを購入しましたが、特にストーリーブックが人気だとアイリーンさんが話していました。
エンザロとの会議では、12月6日、7日の20周年のイベントについて図書館委員のみなさんにお知らせし、プロジェクトのさくま代表の講演会では、エンザロとオンラインでつなぐことを伝えました。
下の写真の左の壁に、果物のポスターが掛かっているのが見えるでしょうか。20年前の図書館開館の際に、日本から持っていったものだそうです。画面越しには古びた感じはせず、今も子どもたちに役立てられているよとピーターさんが話していました。こうしたチャート式のポスターはケニアでもいくつも種類があって、子どもたちが楽しくいろんなものを知ることができるので、先日、新たに購入しました。
新たに図書館委員に加わった方のなかには、20年前の開館当時、小学生だったという人たちもいて、当時のセレモニーの様子などの写真を福本会員が共有し、みなさん、興味津々にながめていました。
今回も楽しい交流の時間でした。